カリスマホストから学ぶ心理テクニック その2

東海テレビ「ノゾキミル」で紹介された情報



今の世の中、様々な場面で心理テクニックが駆使されています。
その一例が、夜の酒場を演出する「バーテンダー」
バーテンダーの多くが使う、客を楽しませる心理テクニックがあります。

『グラスを置く位置』
どの客にも1杯目は、取りやすいように利き手のやや前に置きます。
しかし、客の多くは自分の取りやすい場所にグラスを移動させます。
バーテンダーは、そのグラスの場所をさりげなくチェック!
客がおかわりをした時、2杯目以降は客が好む場所へグラスを置くのです。
このテクニックで、客は居心地良くお酒を楽しむ事が出来る

このようなビジネス心理テクニックが詰まっている場所がホストクラブ!
そこで働くカリスマホストが使う心理テクニックの数々を
デジタルハリウッド大学 匠英一教授が解説してくれました

“60代女性の場合”
カリスマホストは、やや距離をとり離れた場所に座る
『パーソナルスペース』他人が入ると不快に感じる範囲
年配の女性は、あまり近くに来られるとシワが気になったり落ち着かない
お客が不快に感じない丁度良いポジションにさりげなくとっている

何気なく飲んでいるように見える、その動きに注目!
グラスを口に運ぶのもテーブルに戻すのも一緒のタイミング
『ミラーリング効果』動きをマネされると親近感を覚える
相手と同じ行動をする事で、私達似てるねという感覚が強くなる
女性からすると親近感を覚え、好感を強めることになる

店内にダンスミュージックが流れ始めると・・・
「踊ろうか?」と誘う しかし、客をエスコートせず1人で先にダンスフロアに
『ギャップ効果』先の出来事の印象と後の出来事の印象が違うとより強調した印象を受ける
最初、ちょっと冷たくあしらい、後で踊る時に手を触れ合い優しく扱う
客は、そのギャップでより優しい印象を受ける


60代女性には
「パーソナルスペース」「ミラーリング効果」「ギャップ効果」
この3つの心理テクニックが使われていた!


【デジタルハリウッド大学 匠英一教授 プロフィール】
購買心理やしぐさから読み解く心理の第一人者・ビジネス心理士協会副会長
「使える!心理テクニック」「顧客見える化マーケティングはここまで進化した」
「これだけは知っておきたい「心理学」の基本と実践テクニック」など著書多数

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