マンガを読むとバカになるというのは大間違い!頭が良くなる!?

「世界一受けたい授業」より

『マンガを読むと頭がよくなる!?』
脳科学 茂木健一郎先生

“マンガばかり読んでるとバカになる” 確かにそういうイメージがありますね。
しかし、これは大きな間違い!
実は、マンガを読んでいる時は、右脳で絵を視覚として取り入れていて、それと同時に
左脳で吹き出しの文字を読みストーリーを理解していると考えられるのです。
つまり、マンガを読んでいる時は脳が活性化されて働きが良くなるということ
“最近は、マンガで描かれた学習本も多い!”



漫画の学習本というと幼稚園・小学生低学年のイメージが強いですが
最近では、統計学や相対性理論などの難しい内容をマンガで勉強する本も多いのです。
これは、文章だけで読むよりもマンガで読む方が記憶に残りやすいから
番組で行われた文章とマンガを比べた実験でも証明されていました。

マンガの方が多くの情報が瞬時に印象に残るので情報が脳に残りやすい

勉強して沢山の情報を入れても、それを長く覚えていなければ意味がありません。
マンガには長期記憶を定着させる効果もある事が実験で証明
マンガのテキストは、登場人物の表情・感情・情景が簡単に思い起こしやすい
そういう理由から長期記憶に残りやすいと考えられるのです。

文章のほうが優れている点ももちろんある!
文章の“美しい女性がいた”⇒読む人は、どんな女性なのか想像しますね。
マンガでは作者の描いた女性がそれになってしまいます。
マンガに比べ、文章の方が想像力を刺激する効果もある これが利点です。

マンガは吹き出しや記号、強調線などで色々な状況を表している
叫んでいる吹き出し、頭の中で考えているという吹き出し、吹き出しにも何種類かあり
顔には、怒りマークや汗など多くの記号で感情を表している。
文章でそれらの違いを出そうとしたらすごい手間がかかるが、
マンガは見てすぐ分かる、それだけ脳の回路に瞬時に多くの情報が伝わることになり
脳にある扁桃体が文章だけを読むより活性化すると考えられている。

マンガの走行線を見て、本来は1枚の絵なのに動いているような錯覚を起こす
そのような事からマンガを読めば脳からドーパミンが分泌⇒アハ体験と同じ
マンガを読むとバカになるのはウソ!
この事に関する苦情は、全て茂木先生が受け付けるそうです(笑)

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