破られにくいパスワード設定方法と3つのアイディア その①

『ハッカーに破られにくいパスワードとは?』


ハッカーがパスワードを突破する時間はどれくらいかご存知でしょうか?
アルファベット小文字のみのパスワードで6文字以下だった場合
10分程度でそのパスワードは破られてしまいます。

ハッカーが一々パスワードを打ち込んでると考えてはいけません。
ハッカーはパスワードを破る為のプログラムを組み
パスワードに設定されやすい組み合わせを総当りで打ち込んでくるわけです。

これを防ぐ為、パスワードの設定には細心の注意が必要!
多くのサイトでは以下のようなパスワードを推奨しています。
【パスワードを破られにくくする為に】
1.8文字以上にする
ログイン時の手間を省く為にパスワードを短く設定したいところですが
パスワードは長ければ長いほど破られにくくなります。

2.数字、アルファベットの大文字も組み合わせる
アルファベットや数字だけのパスワードは破られやすくなります。
数字は10種類、アルファベットは26種類、合わせれば36種類の文字が使えます。
さらに大文字を混ぜれば62種類、より破られにくいパスワードになります。

3.数字は、生年月日を使わない
銀行の暗証番号も自分の誕生日は設定出来ないようになっていますね。
自分のがダメならと身近な人の誕生日や記念日を設定する人もいますが
誕生日や記念日の数字を使う事がマズイのです
4桁の数字は、0000~9999まで1万通りありますが
誕生日を数字にすると、366通りしかないのです。
キャッシュカード等と違い、サイトのパスワードは何度も打ち直しが可能なので
この366通りの数字は危険な数字の組み合わせと言えます。

4.辞書に載っている単語は使わない
パスワードに最も適しているのは意味のない英数字の羅列と言われています。
辞書に載っているような単語を使うと見破られる可能性が高くなるそうです。
世界中で使われているパスワードで最も破られやすいと発表されたものが
「PASSWORD」だったという記事は見たことある人も多いと思います。
ワーストランキングには「iloveyou」というのもあり
辞書にある単語を使うと見破られやすいという注意がありました。

5.同じパスワードを使い回さない。
同じパスワードを使いまわしていると、1つのサイトの個人情報が漏洩しただけで
他の全てのサイトもハッキングされる危険性が出てきます。


“上記の5項目を解決するアイディア”

上記の5つのようにパスワード設定でやってはいけない注意点はよく言われますが
実際にどういうパスワードにしたらいいのか悩みますよね?
パスワードを長く意味のない英数字にしてしまったら、とても覚えてられません。

そこで、覚えやすく見破られにくいパスワード設定法を考えました。

・アイディア① ネット用語・略語を参考に独自の言葉を作る
知らない人には意味のない羅列に見えてしまう言葉がネット上ではよく使われています。
例えば・・jkktkrwktk これはネット用語を3つ足したものです。分かるでしょうか?

ネット用語に馴染みのない人には、なんだこれ?って思うはずです。
それを知ってる人には読める言葉、ちょっとした暗号のようなものですね。

分割すると⇒「jk」 「ktkr」 「wktk」
読みは、「ジェーケー」 「キタコレ」 「ワクテカ」と読みます。
意味は、「女子高生」 「きたわ~」 「わくわくしてる様子」

このような用語がネット上ではバンバン使われています。
これを参考に自分だけが分かる略語を作り、それをパスワードに使えばいいのです。

分かりやすく名前を略語にしてみましょう。
アナタの名前が山田一郎さんならば
山田一郎⇒yamada ichirou⇒ローマ字の頭文字をとる⇒ymdicru

これでパッと見アルファベットの羅列にしか見えない山田一郎が出来ました。
自分の名前ですし略し方が分かってれば忘れてしまう心配もありません。

分かりやすい例として名前を略しましたが、好きな言葉で良いと思います。
最初に例で挙げた「ktkr」のように好きな言葉を略して足すのも有効です。
「ymdicruktkr」意味不明なアルファベットの羅列なのに覚えるのは簡単ですね。

こんな感じで自分独自の略語をパスワードに設定しましょう!
これがアイディア①です。

ただ、これだけではパスワードとしては完璧とは言えません。
なぜなら、アルファベットと数字を混ぜないとダメなサイトもあるからです。

有効な数字の組み合わせ方は・・ アイディア②へ続きます。
破られにくいパスワード設定方法と3つのアイディア その②

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