味覚障害の予防・改善法、あなたの味覚は大丈夫?
「世界一受けたい授業」の情報
『味覚障害は誰にでも起こる身近な病気』
東京歯科大学 井上崇先生


味覚障害とは、食べ物の味がわからなくなってしまう病気です。
今、様々な病院で味覚を専門に扱う「味覚異常外来」が開設される程
味覚障害を訴える患者が急増しているそうです。あなたの味覚は大丈夫?
最近の研究では、味覚障害が原因で脳梗塞や肥満になるという事も分かってきました。
ダイエットしてのなかなか痩せない、原因は味覚障害かもしれません。
自分の味覚は大丈夫か、簡単にチェックする方法があります。
『味覚障害は誰にでも起こる身近な病気』
東京歯科大学 井上崇先生
味覚障害とは、食べ物の味がわからなくなってしまう病気です。
今、様々な病院で味覚を専門に扱う「味覚異常外来」が開設される程
味覚障害を訴える患者が急増しているそうです。あなたの味覚は大丈夫?
最近の研究では、味覚障害が原因で脳梗塞や肥満になるという事も分かってきました。
ダイエットしてのなかなか痩せない、原因は味覚障害かもしれません。
自分の味覚は大丈夫か、簡単にチェックする方法があります。
【質問】アナタは、味の濃い食べ物が好きですか?
味の濃い料理が大好きな方は、味に対して満足感が薄いと言えます。
つまり、味覚の感度が鈍っている可能性があります。
みんながマズイと言ってるのに、1人だけ美味しいと言った経験ありませんか?
何を食べても美味しく感じてしまう人も味覚障害の可能性あり。
味覚をチェック⇒「全口腔法」
全口腔法は、病院でも実際に行っている味覚の検査方法です。
甘味、塩味、酸味、苦味の4種類の味を5段階の濃さに分け味覚の強さを判別。
1~5段階に分かれた濃度の中間、濃度3の味が分からない人は味覚障害の疑い
【家庭で出来る味覚チェック方法】
全口腔法で使用される、濃度3の検査液の作り方です(甘味、塩味)
・甘い液⇒水200cc + 白砂糖5g
・しょっぱい液⇒水200cc + 食塩2.5g
この液を1cc程度、口に含みその味をハッキリ感じる事が出来ない人は
味覚障害の疑いあり!
【5つの基本の味】
普段、私達が感じている味覚は、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5種類。
それぞれの味は、舌の表面にある味蕾(みらい)という組織で捉えています。
この味蕾の機能が働かなくなると、味を捉えられず脳に味が伝わらなくなります。
これが味覚障害の正体。甘味を感じる部分に異常があれば脳は甘さを認識できず
糖質を多量に摂取してしまい、放っておくと糖尿病になってしまう危険性も
塩見を感じる部分に異常があれば、脳は塩分を認識出来ず薄いと感じてしまい
知らず知らずのうちに塩分を多量摂取、それが脳梗塞や心筋梗塞の原因になる事も
【味覚障害になると肥満になる!】
5つの基本味覚の他に第6の味覚がある事が最近分かってきた。
6番目の味覚とは・・「脂肪味」
脂肪味を感知出来ない人は、脂っこい物を食べても脳が物足りないと感じてしまい
ついつい脂っこい物ばかりを食べてしまい肥満になる可能性が。
『味覚障害を予防・改善する方法』
[その1 食事療法]
味覚障害で一番の問題になっているのが亜鉛不足
亜鉛は味蕾の細胞を新しく生まれ変わらせてくれる非常に重要な成分です。
最近の若者によくある朝ごはんを抜いたり、過剰なダイエット、偏食などにより
亜鉛の吸収が妨げられているのが問題視されている。
亜鉛が多く含まれた食材を食べ、亜鉛不足を解消すると味覚障害も改善される。
【亜鉛たっぷり食材ベスト3】
第3位 大豆⇒豆料理、納豆、豆腐などの加工品でもOK
第2位 牛肩ロース⇒約200gのステーキで亜鉛量が1日分摂れる
第1位 牡蠣⇒亜鉛を含む食材の王様、1日に3~4個で十分な亜鉛量が摂れる
ただし、味覚障害を恐れて亜鉛の入っているものばかり食べるのは良くない!
バランスの取れた食事が最も重要である
[その2 顔のマッサージ]
唾液がなく舌がカサカサになった状態⇒ドライマウス
唾液が無いと味の物質が味蕾に運ばれないので、味を感じる事が出来ません。
唾液がたくさん出る顔のマッサージをする事で、味覚障害を改善!
・顎下腺(アゴの下にある腺)を刺激するマッサージ
親指をアゴの角から骨に沿って前に出す(5回)
舌の前方部に唾液が溜まってくるのが分かるはず
・耳下腺(耳の下にある腺)を刺激するマッサージ
両手で耳を挟み、口に向かって前に出す(5回)
さらっとした唾液が頬の横から出てくるのを感じることが出来る
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つまり、味覚の感度が鈍っている可能性があります。
みんながマズイと言ってるのに、1人だけ美味しいと言った経験ありませんか?
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味覚をチェック⇒「全口腔法」
全口腔法は、病院でも実際に行っている味覚の検査方法です。
甘味、塩味、酸味、苦味の4種類の味を5段階の濃さに分け味覚の強さを判別。
1~5段階に分かれた濃度の中間、濃度3の味が分からない人は味覚障害の疑い
【家庭で出来る味覚チェック方法】
全口腔法で使用される、濃度3の検査液の作り方です(甘味、塩味)
・甘い液⇒水200cc + 白砂糖5g
・しょっぱい液⇒水200cc + 食塩2.5g
この液を1cc程度、口に含みその味をハッキリ感じる事が出来ない人は
味覚障害の疑いあり!
【5つの基本の味】
普段、私達が感じている味覚は、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5種類。
それぞれの味は、舌の表面にある味蕾(みらい)という組織で捉えています。
この味蕾の機能が働かなくなると、味を捉えられず脳に味が伝わらなくなります。
これが味覚障害の正体。甘味を感じる部分に異常があれば脳は甘さを認識できず
糖質を多量に摂取してしまい、放っておくと糖尿病になってしまう危険性も
塩見を感じる部分に異常があれば、脳は塩分を認識出来ず薄いと感じてしまい
知らず知らずのうちに塩分を多量摂取、それが脳梗塞や心筋梗塞の原因になる事も
【味覚障害になると肥満になる!】
5つの基本味覚の他に第6の味覚がある事が最近分かってきた。
6番目の味覚とは・・「脂肪味」
脂肪味を感知出来ない人は、脂っこい物を食べても脳が物足りないと感じてしまい
ついつい脂っこい物ばかりを食べてしまい肥満になる可能性が。
『味覚障害を予防・改善する方法』
[その1 食事療法]
味覚障害で一番の問題になっているのが亜鉛不足
亜鉛は味蕾の細胞を新しく生まれ変わらせてくれる非常に重要な成分です。
最近の若者によくある朝ごはんを抜いたり、過剰なダイエット、偏食などにより
亜鉛の吸収が妨げられているのが問題視されている。
亜鉛が多く含まれた食材を食べ、亜鉛不足を解消すると味覚障害も改善される。
【亜鉛たっぷり食材ベスト3】
第3位 大豆⇒豆料理、納豆、豆腐などの加工品でもOK
第2位 牛肩ロース⇒約200gのステーキで亜鉛量が1日分摂れる
第1位 牡蠣⇒亜鉛を含む食材の王様、1日に3~4個で十分な亜鉛量が摂れる
ただし、味覚障害を恐れて亜鉛の入っているものばかり食べるのは良くない!
バランスの取れた食事が最も重要である
[その2 顔のマッサージ]
唾液がなく舌がカサカサになった状態⇒ドライマウス
唾液が無いと味の物質が味蕾に運ばれないので、味を感じる事が出来ません。
唾液がたくさん出る顔のマッサージをする事で、味覚障害を改善!
・顎下腺(アゴの下にある腺)を刺激するマッサージ
親指をアゴの角から骨に沿って前に出す(5回)
舌の前方部に唾液が溜まってくるのが分かるはず
・耳下腺(耳の下にある腺)を刺激するマッサージ
両手で耳を挟み、口に向かって前に出す(5回)
さらっとした唾液が頬の横から出てくるのを感じることが出来る
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